仏世界選メンバー:モンカッサンがモローを選出しなかったワケを説明

フランスの世界選メンバーにモロー、ヴァサー、グベールが入っていなかったことでいろいろ言われる中、ナショナルコーチで元スプリンターのフレデリック・モンカッサンが説明した。モローについては、双方了解による結論だったと。モローは先のプルエのレースでも不発で、世界選に十分な体調でないことを明らかにしたため、断念した。またフランス人として常に上位でツールをフィニッシュしているグベールについては、実力を評価しつつも世界選のコース向きではないため選外に。ヴァサー:彼にとっては最後の世界選なので選出したかったが、9人という上限があるため仕方なかった。逆にステファン・オージェを選んだ理由については、「もしも自分が選ばれたら、どんな選手であれ、普段どのチームで走っている選手であれ、忠誠を尽くす。フランスチームのために全力を尽くす。自分のホイールをトラブルを起こした選手に渡すこともいとわない」と話したそうだ。こんなことを言ったフランス人は彼だけだったと。AG2Rはモロー、グベール、ガドレ(事前に口頭で出場できると言われていたが落選)の3人がアウト。選ばれたのはテュルパンだけになってしまい、監督はちょっと不満顔。フランスメンバーは:Sylvain Chavanel, Stéphane Augé et Amaël Moinard (Cofidis), Pierrick Fédrigo et Thomas Voeckler (Bouygues Telecom), Sandy Casar et Benoît Vaugrenard (Française des Jeux), Romain Feillu (Agritubel), Ludovic Turpin (AG2R)

Photo: モンカッサンはツールのときはCAの広報担当として、今年もにこやかな笑顔を振りまいていた。個人的には、高速の料金所でトラぶって随分迷惑かけてしまったので、申し訳ない気持ちでいっぱい。