ヴィノクロフはビジネスマンに：「もし自分がプロトンの回想録を書いたら、泣きを見る選手が何人もいる」

ヴィノクロフはプロトンで復活する代わりに、南フランスでスポーツホテル、ニースでレストランを建設するというプロジェクトに着手するそうだ。さらに故郷では相変わらず押しも押されぬ人気者。ファッション雑誌でもポーズをとり、クリスマスのTVショーにも出演する予定。
しかしカザフスタンを一歩出ると、彼に対する元の同僚の態度は冷たいばかり。ヴィノクロフが陽性判定を出してから、周囲にいた選手たちはそっぽを向いたらしい。腹に据えかねるようなこともあったのだろう。本日のCNに恨み節が出ている。「俺のことを笑うなよ。いつか自分にも降りかかってくるんだからな」「もし俺が回想録を書いたら、俺が駆け出しの頃だって、ボーとしていたわけじゃないことを知って驚く奴が何人もいるはずさ。そいつらは今じゃ雪のようにシロ（潔白）といったそぶりをしている選手たちだけどね。（even amongst those who want to appear whiter than snow today）俺はこれまでいろいろ見てきたんだ。」