チーム優勝に水を差す出来事 〜 ドクターが薬物疑惑で、存続危うしシャコベオ・ガリシア

ブエルタでチーム総合首位に輝いたシャコベオ・ガリシアだけれど、慶事の中にも暗雲たちこめている。9月2日、シャコベオはブエルタ用にコロンビア人ドクター アルベルト・ベルトランを引き抜いたのだが、これが誤算だった。ベルトランが8月まで所属していたコンチネンタルのリバティセグロスチームの3人(リベイロ、ノサル、ゲラ)にEPO陽性が発覚。当時ドクターを務めていたベルトランにも疑惑の目が向けられたのだ。シャコベオは急きょ彼を解雇したが、スポンサーの怒りは収まらない。チーム優勝に出向く予定だったスポンサー会長が、急きょ現地訪問を中止。来季のスポンサー延長を公表するはずだったが、これも凍結。それにしても、イシドロ・ノサルはオペラシオン・プエルト勃発時にサイス監督のチームで走っており、疑惑リストに名前が出るなど巻き込まれていたというのに、再びこういう件で名前を聞くことになろうとは。

source: http://www.cyclingnews.com/news/xacobeo-releases-team-doctor-with-liberty-seguros-ties

写真は5月のジロにて。