ペタッキPart2

CNにアップデートが出ていた。検出されたサルブタモール量は1320ナノグラムだったという。WADAの上限値は1000ナノグラム。ただし、医師の診断書では、上限設定がないという。以前イゴール・ガルデアノのときもこれで散々もめた。02年ツールの検査でサルブタモールが1300ナノグラムを超えた。CNには、イゴールは結局陽性判定とはならずレース続行、と書いてあるけど、実際は彼は散々叩かれたあげく、6ヶ月謹慎処分を食らっている。03年ツールには出場させてほしいと交渉して最後までもつれたけど、結局出させてもらえなかった経緯がある。あのときもっとクリアにサルブタモールの扱いを決めていればこんなことにならなかったのに。

バルベルデはUCIレターに不快感

UCIはとんでもない。ここ最近のボクに対する嫌疑は一切根拠がない。これはアンチ・バルベルデのキャンペーンだ」
としてバルベルデUCIのレターに署名するのは大反対の立場をとっているという。Ref:wieleruitslagen
OPでグアルティア・シビルは「Valv (Piti)」という血液バッグを押収している。バルベルデの愛犬ジャーマンシェパードの名前はPiti。嫌疑がかかっているのはバルベルデが言うとおり根拠はないかもしれないけど、理由は一応あると思うんだけど。。。
さて今日はAG2Rが27人署名。スペインはルーベン・プラサに続いて、アグリテュベルが署名:ゴンサロ、ガツァニャガ、マルティネス、ヅエニャス、カルベンテ、メルカド。これでスペイン人は合計7人が署名した。
あとの選手は、ツール出場との駆け引き、どうするのだろう。

ちなみに某プロツール選手はこう言っているそうだ。「本当にOPの嫌疑を晴らしたかったら、犯人扱い云々言う前に、ボクならDNAを喜んで提出する」

ASOはリマインド&リッコもサイン&スペイン人選手の第一号も

ASOのディレクターのプルドムは、「UCIの確約書にサインしない者はツールには出場させない」と再び通告した。そんな中、シモーニとリッコも署名に応じたといわれる(がまだ例のサイトにアップなし)
リストを見ると、ケスデパーニュのルーベン・プラサ(元バレンシアナのTTスペシャリスト)がサインに応じた。スペイン人第一号だ。
ブイグ、コフィディス、アグリテュベルの一部の選手も。Tモバイルは恐らく全員が署名したみたいだ。
UCIサイトの署名者一覧リスト

ペタッキの状況把握開始

ジロの検査で非陰性となったペタッキに関してイタリア自転車連盟が確認作業に入った。ペタッキはサルブタモールのオーバードーズ(摂取過多)が見られた。彼の場合喘息薬として摂取の認可を受けているが、許容量を上回ったと言われている。

フランス自転車連盟破産の危機

95年コロンビア ボゴダの世界選でフランス人ピスト選手パトリス・シュルピスが下半身不随になった。フランス自転車連盟は医療費の支払いに応じることになったがその額が巨額になることが判明。すでに60万€支払ったが、まだ135万€の支払いが残っているという。