「エラスの再分析はサプライズになる・シロになる可能性が強い」の根拠は。。

今日のCNに出ていたエラスの弁護士の談話。「通常の再分析(サンプルB)の結果は、最初のサンプルAの分析結果どおりになるのが通例で、95%が最初の検査結果どおりになる。しかし、エラスの場合 ある根拠に基づき、これがひっくり返る可能性が強い」。


ただし、この自信の理由である「ある根拠に基づいて」というのが一体なにかと聞かれると、「1)EPOの試験方法はまだ信頼性が完璧でないから、2)それに、エラスの様子が、終始一貫冷静で、あの反応を見ていると、とてもEPOを摂取したとは思えない。本人も否定しているから」と答えた。

ということで、あまり根拠とはいえない説明だった。各サイトの見出しにあったような「エラスの再分析はサプライズになるかも」という書き方は、ちょっと煽っているだけという印象。


いずれにしても、もしも陽性と判定された場合は、別途調停に持ち込むと弁護士は語っている。


ちなみに、本日朝の段階で、CNには”本日24日にサンプルボトルの封印がほどかれる」と書かれているが、あれは本日21日月曜日に封印が開かれ、木曜日24日に結果が通知されるというのが正しい。(ただし、スペインの一部の報道では、21日にサンプルが検査され、その日のうちに結果が出るとしているものもある。)いずれにしてもCNの「本日24日。。」というのは間違い。そのうち訂正されるだろうが。