ランスと敵対するイタリアのヒーロー、フィリッポ・シメオーニが聖火アランナー

ランスと敵対しているシメオーニ聖火ランナーになったそうだ。走るのは元旦の14:30から。ベッティーニ同様バイクで走るそうで、区間はラティーナの中心地。クルタトーネ、12月28日大通り経由で街中を走る。
「特別な感動だ。五輪の聖火ランナーを務めるというこの大役を嬉しく思う。所属するチームナトゥリーノの監督サントーニも、「長年プロサイクリングとしてやってきたチームにとって、報われる瞬間だ。」
以前雑誌Procyclingに書かれていたが、シメオーニは、地元の地域ではヒーローなのだそうだ。彼の故郷の町では、彼は尊敬されている。ランスを敵にまわして奮闘している姿が評価されている。だからこの一帯を中心に、アンチ・ランスが相当根深いとのこと。ランスが一度イタリアの空港に降り立った際、反目するパパラッチなどの攻撃でひどい目にあった。その時を振り返って、ランスかかねてから、「イタリアの地は2度と踏まない。ジロには絶対出ない」と述べていた。