英語・伊語でジロ日記をつけるダリオ・デイヴィッド・チオーニ

リクイガスのチオーニが自分のサイトで2ヶ国語でジロ日記をつけている。とはいえ英語の方はエントリーされたばかりでイタリア語の日記に比べて量は少ないが。
内容は、前日まで総合14位につけていたのに第7ステージで遅れて100位(正確には113位)になってしまい、総合はもう狙えなくなってしまった、と。


さらに「Interviste」をクリックすると、最新の英文のインタビュー記事にリンクされている。それを読むと、彼の名前は「Dario David Chioni」で、イタリア式に Davideダヴィデと綴らず、英語式であるとのこと。つまり母親が英国人(湖水地方出身)なのでミドルネームに英語のデイヴィッドの綴りが採用されているらしい。気付かなかった。彼は生まれも英国レディング(ロンドンのPaddington駅からOxfordに向かう途中にある大きな乗換え駅)で生まれたと聞く。親戚は今もスコットランド地方にいるらしい。だから日記も英語でつけたりしているわけだ。


英語で生活をしたことのあるチオーニは別として、今までマルセル・ビュストやイゴール・ガルデアノらもネイティブな原語でない英語でレース日記をつけていたが、疲れてくる後半には、よく文章が乱れていた。「あー疲れているんだなぁ。」というのが筆致でわかる。

また上述のインタビュー記事には、03年ツールでファッサのチームメートが続々リタイヤし、大変だった様も描かれている(続く)